SK235SR|SCRシステム異常修理(尿素水インジェクター清掃)
KOBELCO SK235SRの修理依頼です。
お客様より「排ガス処理装置異常」の警告が表示されたとの連絡を受け、現地確認を行いました。
まずはモニターの表示内容を確認します。

点検を進めると、モニターには「SCRシステム異常」の警告が表示されていました。
排ガス後処理装置に関連する異常ですが、今回の不具合はDPFではなくSCRシステム側で発生していることが分かりました。

原因調査のため、SCRシステムの尿素水インジェクターを取り外して点検します。
確認したところ、インジェクター先端部には尿素成分が結晶化して付着していました。

インジェクターガスケットにも同様に結晶化した尿素成分の堆積が見られました。
結晶が蓄積すると正常な噴射に影響を及ぼし、SCRシステム異常の原因となる場合があります。

さらに点検を進めると、SCRマフラー側にも結晶化した尿素成分の堆積を確認しました。

堆積していた結晶を除去し、SCRマフラー内部を清掃します。

尿素水インジェクターについても清掃を実施し、付着した結晶を除去しました。

清掃後、各部を組み付けて復旧作業を行います。

作業完了後にエラーコードを消去し、警告表示が消灯したことを確認しました。

今回の不具合は、尿素水インジェクターおよびSCRマフラー周辺に堆積した尿素成分の結晶化が原因でした。
分解点検および清掃作業を実施し、SCRシステムの正常復帰を確認して修理完了です。




































