大型トラック|クラッチ異常によるクラッチ4点セット交換
大型トラックがクラッチ異常のため入庫しました。
お客様からは、半クラッチ時に異音やキックバックのような症状が発生するとのご相談をいただいていました。
点検のためトランスミッションを取り外し、クラッチ周辺を分解したところ、クラッチディスクの摩耗が限界まで進行していることを確認しました。

取り外したクラッチディスクは摩擦材がほとんど残っておらず、リベットが露出した状態となっていました。
クラッチディスクの摩耗が進行すると、本来接触しない部分同士が干渉し、異音や振動の原因となる場合があります。

クラッチカバーには、露出したリベットが接触した痕跡を確認しました。

フライホイール側にも同様の接触痕が見られましたが、研磨により再使用可能な状態であることを確認しました。
今回はクラッチディスク、クラッチカバー、レリーズベアリング、パイロットベアリングの4点を交換し、正常な作動を確認して作業完了です。
クラッチの異音や振動は、摩耗の進行による重大な故障の前兆である場合があります。違和感を感じた際は早めの点検・整備が重要です。












